
待望のマクタン・セブ空港第2ターミナルがオープン〜バニラエア、チェックイン〜
マクタン・セブ空港に新ターミナル(第2ターミナル)オープン!
建設が始まってからフィリピンとしては異例の速さとほぼ予定通りにオープンしたマクタン・セブ空港第2ターミナル。(まだまだ工事中のところもたくさんあるフィリピンスタイルのオープンですが…)
セブに住んでいる日本人の誰もが
『本当に予定通りのオープンするの!?』
『絶対に予定よりも遅れるよね!?』
と思っていたと思います。
はい、私もその中の1人でした(笑)私は大幅に遅れると思っておりました…
しかし今回は、フィリピンとしてとても大きな事業であり、国内外からの注目度が高かったため、フィリピンとしてはめずらしく何としてもほぼ予定通りにオープンしようという気合が感じられました!
まだまだいろいろなところで工事をしているので、最低限のところを作ってオープンさせ、あとは徐々に完成させて行くというフィリピンスタイルでのオープンです!
個人的にはこういう見切発車的なフィリピンが大好きです(笑)
日本であればこの段階ではオープンはしていないと思います。
そして全ての国際線がこの新しくオープンした第2ターミナルへ2018年7月1日から移動しました。
今までの空港を知っている人ほど驚く素晴らしい新ターミナル!
事前情報やオープン後のブログ記事などで新ターミナルの素晴らしさを見る機会はありましたが、実際に自分の目で見ると今までのターミナルとのギャップがあまりにも大きく
『おー!セブにもこんなに素晴らしいターミナルができたんだー!!』
感動と同時に誇らしい気持ちにもなりました!
きっとセブ在住やセブによく来る人は同じ気持ちになるはずです!
細かい変更点はたくさんありますが何が違うかというと
・天井が高い!
・スペースが広い!
・そして明るい!(昼間)
開放感に必要な3要素がバッチリ揃った施設になっております!
コンセプトは世界初の『リゾートエアポート』
実際に新ターミナルに入って驚くのが、新ターミナルの象徴、海と波をイメージして木を使って曲線を描いた天井がほぼ全てのエリアで共通しており、リゾートを感じさせる素晴らしいターミナルとなっております。
これだけの曲線の木材を使うのは素人の私でも、かなり難易度が高くコストが掛かっているのではないかと容易に想像できます。そのためかターミナルフィーが以前の750ペソから100ペソ値上がりして、850ペソになっていました。
日頃、フィリピンスタイルのいい加減な内装作業などを見ている私にとって、このような手の込んだ作りを目の当たりにして、フィリピンでもやればできるんだなぁと感心するばかりです。
メインの入口は2ヶ所!
空港の正面入口に続く道路。
初めての新ターミナルにワクワクしてきました!
正面入口に到着すると広々とした駐車スペースがあり、また屋根も付いているので雨に濡れることなくターミナルまで行くことができます!
広々としたターミナルへ続く連絡通路。
旧ターミナルでは国内線と国際線が一緒だったのでたくさんの人がいましたが、新ターミナルは国際線だけなので今のところは施設の広さに対して乗客が少ないので静かな感じです。
カートも新しくなり気持ちがいいですね!
イスも置いてありますのでここを集合場所としても良いですね!
新ターミナルの入口は2ヶ所!
向かって右側に1番入口
そして左側に2番入口。
1番入口、2番入口の間には各航空会社のデスクがありターミナルに入らなくても問い合わせなどができます。
この時、2番入口は混んでいました…
こちらからはチェックインカウンター『C』『D』が近いです。
今回は反対側の誰もいない1番入口から入ります。
こちらからはチェックインカウンター『A』『B』が近いです。
バニラエアは1番入口から入ると目の前がチェックインカウンター!
バニラエアのチェックインカウンターは『A01』〜『A05』。
先ほどの1番入口を入って目の前です。
初めて第2ターミナルに足を踏み入れた人は、ここでその圧倒的な開放感に驚くことでしょう!
ちなみにこの時は
フィリピン航空が『B』カウンター
セブパシフィック航空は『C』カウンター
エアアジアが『D』カウンターでチェックイン手続きを行なっていました。
第2ターミナルは天井が高く開放感はありますが、チェックインカウンターのエリアはそれほど大きくはありませんのですぐに自分の航空会社のチェックインカウンターは見つけられます。
バニラエアの機内持ち込み手荷物は2個、計7kgまで!
以前はPCなどのガジェット類は重さのチェックから除外されいましたが、最近はチェックが厳しく、全ての手荷物の合計重量が7KGまでとなっており、PCやタブレット、アダプター類を持っているとすぐに7KGになってしまうので注意が必要ですね。
ここはマクタン・セブ空港なのでバニラエアとはいえ、チェックイン対応はフィリピン人が担当します。
日本語がペラペラのスタッフもいますので、安心してチェックインがおこなえます。
そしてチケットを発券してもらい、ターミナルフィー850ペソを払うことをアナウンスされチェックインは完了。
ターミナルフィーは、850ペソに値上がりしました!(100ペソ値上がり)
チェックイン完了後、出発ゲートに向かっていくとターミナルフィーの支払いカウンターがあります。
こちらもオシャレなカウンターで良いのですが、知らないと少し気がつきにくいです…
そしてまだ金額が大きく表示されておらず、さらに分かりにくいので今後改善されることを期待します。
新ターミナルになりターミナルフィーが
(旧)750ペソ→(新)850ペソ
と100ペソ値上がりしましたので注意しましょう!
また、初めてのセブを訪れた方は、このターミナルフィー850ペソは現金のみの支払いとなりますので、帰国前には必ず850ペソは現金で残しておきましょう!
マニラでは航空券購入時にターミナルフィーも一緒に支払う仕組みなっているので、セブも早く航空券の中にこのターミナルフィーも含めて販売することを切に願います…
イミグレーション→セキュリティチェック→搭乗ゲートへ!
ターミナルフィーの支払いをチェックしてもらいイミグレーションへ!
旧ターミナルでは
セキュリティーチェック→イミグレーション
の順でしたが、新ターミナルでは
イミグレーション→セキュリティーチェック
と順番が変更になりました。
セキュリティーチェックも最新の機材でバッチリです!
イミグレーション、セキュリティーチェックを終えると免税店エリアが続きます。
タバコ・お酒エリア
コスメエリア
お菓子エリア
そして一部ブランドコスメ店が続き、搭乗エリアへ。
余ったペソはこちらのお店でお土産を買うといいですね!
スタッフたちも新ターミナルで楽しそうに働いています!
ただ、価格は空港価格です…
スーパーで200円ぐらいで買えるドライマンゴーが約800円…
スーパーで300円程度で買えるバナナチップスは約1,500円…
家賃が高いのでしょうがないですが、スーパーで買えるものはスーパーで買っておきましょう!
搭乗エリアも開放感があって待ち時間もリラックス!
カフェも広々した空間で大きい窓ガラスからは空港の外が見えて、これならラウンジを利用できなくてもリラックスしながら搭乗を待つことができますね。
ジョリビーでもマクドナルドでもなくバーガーキングが出店!
かっこいい感じのカフェバー
ラーメン店も出店していますが、日本人オーナーではないので(アメリカン?カナディアン??)実際に食べてみましたが残念な味でした…
セブの玄関口でこの味はちょっといただけないですね。
そしてカフェがもう1店あり
韓国系のチキンのお店
アジア系レストランと続きます。
旧ターミナルに続いてレストランはあまり期待できません…
トイレにはウォシュレットも!
このトイレなら問題なし!
キレイに保たれております。
そしてウォシュレットも搭載された便座付きのトイレ。
もちろん紙もしっかり備え付けてあります。
このトイレを見習って、街中のトイレもキレイになってくれるといいですね!
エアタオルはダイソン製で強力な風が出てきました!
搭乗ゲートからボーディングブリッジで機内へ!
遠くからでも分かりやすい大きなゲート!
今回のバニラエアの搭乗ゲートの周辺にはフィリピンではめずらしい自動販売機も設置されています!
スピーカーはBOSE社製。目立たないところにもしっかりお金を掛けています!
写真ではわからないですが、イスは硬いプラスティックではなく少し弾力のある素材なので、長時間でなければ座っていても疲れません!
搭乗が始まると、旧ターミナルのように端から端まで歩かされたり、バスに乗って移動することはなく
エスカレーターで降りてボーディングブリッジから機内へ!
この日は定刻より約15分遅れて成田空港へ向けて出発しました!
不二家ネクターを飲みながらのんびり帰国の途につきました!
セブの玄関口が素晴らしい施設となり、『終わりよければ、すべてよし』というふうにセブ旅行を締めくくる空港で気分良く過ごしていただいて、またセブに遊びにいらしていただきたいと思います!
みなさんも、セブに来るときは新しくなったターミナルに期待してきてくださいね!